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420年以上の歴史を誇る日本最大級の老舗酒造「月桂冠」への視察訪問





日本・京都:2025年2月19日、カンボジア労働職業訓練省のフォト・シニァド副大臣(カンボジア日本希望協会副理事長)およびカンボジア王国のトゥイ・リ駐日特命全権大使は、協会の代表団を率いて、日本の京都にある月桂冠(Gekkeikan)を視察訪問しました。月桂冠は、日本最大級であり、世界的にも著名な清酒メーカーで、420年以上の歴史を持つ老舗酒造です。
視察では、月桂冠の技術管理者が、酒造りの工程について詳細に説明しました。説明内容には、酒米の品種選定、精米・研磨、発酵技術、酒造りのノウハウ、さらに酒造りにおける衛生・安全基準の管理方法などが含まれました。また、月桂冠が小規模な家族経営から世界的な酒造メーカーへと発展してきた経緯についても紹介されました。
フォト・シニァド副理事長は、月桂冠に対し、同社の高度な技術と基準を活用し、カンボジア産の米を用いた酒造りの試験的な取り組みを検討するよう要請しました。これは、カンボジアの重要な農産物である米の付加価値を高めることを目的とした提案です。月桂冠はこの提案を前向きに受け入れ、カンボジア日本希望協会の関西支部と協力し、今後の可能性を検討していくことを約束しました。
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